重信房子 南九州文化

「南九州文化」という歴史、民俗の同人誌をアップした。20冊くらいあったと思うが一冊づつペラペラめくりチェックしていた。けっこうこの種類の本は書き込みが多いのだ。数冊すんだあと、歴史、民族とは関係ない「重信房子の父と母」という一稿が目次にあった。ノンポリ(こんな言葉ももう死語か?)で時代も違う私だが、私の学校の先輩だということで名前くらいは知っているのでツラツラとその稿を読んでみた。

筆者は親類の方だろうか。そこには、父母の過去のインタビューを抜粋しながら過激派に突き進んだ娘を、親子の絆を断ち切れずに悩む親と筆者、赤軍に走って起こした罪への断罪を語る反面、思い込んだら一途な「鹿児島の女」だとする思いだとか、また、本人が一度だけ応じたインタビューに親を心配させない部分を見い出したりなどと、複雑な思いが凝縮していた。

ここで重信房子がどうのこうのはノンポリの私に資格はない。ただ、行間に、世間にたいして申し訳ないという思いと、断ち切れない親子の絆、そして鹿児島への郷土愛があふれ出て、感動した。
何かとてもいい文章に出会った気がした。

南九州文化


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テーマ : ひとりごとのようなもの
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